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合併症(6)


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 ただし、薬物療法を行っているからといって食事などのコントロールをおろそかにすると、合併症は完全には回復しない。まずは食生活を見直すために「食べる」ということや「食品の特徴」などにも興味を持つべきであろう。

 昭和女子大学食物科学科講師であり、「シモンと健康を考える会」を指導する管理栄養士の渡邊啓子氏は、最近の食習慣の乱れと病気の関係を次のように指摘している。

 「食生活の変化、食事内容の偏り、たんぱく質や糖質のとり過ぎ、野菜の不足、ストレスなどからくるのが生活習慣病といわれる疾患で、特に動脈硬化、心臓疾患、糖尿病(非インスリン依存型)などが増えています。これらの疾病はいずれも合併症を防ぐことが大切で、そのためには有効な栄養を摂取することの重要性を理解してほしいですね」

 代表的なものを列記してみると、EPA 合併症を解消、予防するもので魚の脂肪に多く含まれている。

タウリン 血糖値を下げる作用があり、膵臓からのインスリン分泌を促進する。特に貝類、イカ、タコに含まれている。

亜鉛 インスリンの構成成分で、組織や細胞の代謝に欠かせない多くの酸素の構成成分。免疫に関係あり。食物繊維 糖質、脂質の吸収を遅らせ血糖値の急激な上昇を抑える。

ビタミンQ 糖の代謝を改善する。青身魚、鶏のささみ、大豆製品、野菜、牛豚のレバー、魚の肝などに含まれる。しかしレバー類にはコレステロールが多いので注意が必要。

 「これらは日常の食生活に不足しがちなものばかりですが、きちんと摂取することを心がけたいものです。私の研究するシモンイモには、これらの栄養分がバランス良く含まれているので利用するのも良いでしょう」

 どの食品に血糖値を下げる成分が多いのか、どうした働きがあるのなどを十分に把握した上で、サプリメントや栄養補助食品を利用するのも一つの手である。

         

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