アトピー (8)
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症状そのものが自然治癒力の現れ
アトピーの原因を追求し、自然治癒力で根本から治すことを勧めるのが、ホスメック・クリニックの三好基晴院長だ。
「自然治癒力は病気になって発揮されるだけでなく、症状そのものが自然治癒力の現れなのです。アトピーの症状は、好転反応だと理解すればいいでしょう。
対症療法は一時抑えであり、自然治癒力を低化させるというのが私の考えです。ですから根本治癒を目指すために、ステロイド軟膏はもちろん、原則として薬は使いません。
どんな薬剤でも、必ず副作用があるからです。物事には原因と結果がある。病気の原因がわかれば、その原因を治せばいい。結局単純な話なんですよ」
新潟大学医学部医動物学の安保徹教授が、ステロイドの問題点を指摘しているので、その一部を紹介しておこう。
「ステロイドは組織に停滞した時、自然酸化を受け酸化コレステロールに変性し、局所から全身へと、流れていき、炎症の原因物質となる。
確かに『この治療で治る症例がある』ということ自体に間違いはないが、これは自然治癒力が間違った治療を上まわったと考えるべきだと思う。実際、ステロイドを使用しない人達は体質改善でほとんど治るからである。
もし、患者がすでにステロイド依存症に陥っていたとしても、ステロイド離脱ができるし、その後の予後の良さはステロイドを塗り続けるのとは比較にならない。」(医学専門誌『治療』2000年9月号より要約)