メディネット、東京大学とガンマ・デルタT細胞療法を用いた共同臨床研究を開始
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メディネット、東京大学と結腸・直腸がんの肺転移に対する新たな治療法の確立に向けてガンマ・デルタT細胞療法を用いた共同臨床研究を開始
株式会社メディネットは、平成19年10月18日、国立大学法人東京大学(東京都文京区、総長:小宮山 宏)と共同で臨床研究を開始しましたのでお知らせします。本共同臨床研究は、結腸・直腸がんが肺に転移した患者の転移巣切除後における、ガンマ・デルタT細胞療法の有効性と安全性を検討することを目的としており、東京大学大学院医学系研究科 臓器病態外科学講座 呼吸器外科 中島 淳 准教授の主導のもと、同研究科 免疫細胞治療学(メディネット)講座(垣見 和宏 客員准教授)との連携により実施されます。
本共同臨床研究により、本治療法の有効性、安全性が確認され、実地医療として提供されることになれば、結腸・直腸がん肺転移の患者様の治療選択肢が拡がるとともに、再発防止及び予後の改善に寄与するものと期待しております。
結腸・直腸がんの肺転移は、外科的切除が可能である場合が多く、転移性肺がんの外科手術例の内、結腸・直腸がんからの肺転移例が全体の約半数を占めています。しかしながら、切除可能な症例であっても、術後5年生存率は30〜60%程度であり、また、再発率も高くなっています。術後に化学療法剤を使用することも考えられていますが、結腸・直腸がんの肺転移に対してのエビデンスは得られておらず、治療成績を向上させるための有効な術後補助療法が求められています。
本共同臨床研究では、結腸・直腸がんの肺転移に対する術後療法としての、ガンマ・デルタT細胞療法の有効性および安全性を検討いたします。ガンマ・デルタT細胞治療は、化学療法や放射線療法と異なる作用機序により、QOL(Quality of Life:生活の質)を維持しながら、全身に広がる微小がんに対する抗腫瘍効果を期待できる治療法であり、外科療法と組み合わせることで、結腸・直腸がん肺転移の治癒的切除後における再発予防効果が期待でき、結腸・直腸がん肺転移に対する新たな治療法の確立に繋がると期待しております。
本共同臨床研究において、結腸・直腸がん肺転移に対する治療全般を臓器病態外科学講座 呼吸器外科が、ガンマ・デルタT細胞療法に係る治療を免疫細胞治療学(メディネット)講座が担当し、メディネットは同社が保有する技術、ノウハウ、各種基礎データを提供するとともに、治療結果から得られるデータを解析する役割を担っています。
尚、本件の業績に与える影響は軽微であります。